Aliceを題材にした映像

Aliceを題材にした映画雑感(YueTubeを見て思う事)

 

YueTubeで不思議の国のアリスの映画の昔の映像を見れますね。そんなものをみる事はできないと思っていました。

そんな、映像から2つ紹介をしてみましょう。

 

『不思議の国のアリス』(1966年)ジョナサン・ミラー監督 (BBCTV版だそうです。)

 

アリス役を演じていたのは、撮影当時13歳頃のアン=マリー・マリック(アンヌ=マリー・マリック)だそうです。

首が長い少女? とは聞いていましたが、確かに長い。

YueTubeの画面では男の子が英語でお前は豚だとか野次が入っていますが、現実にこんな女の子が傍にいるときっと気疲れしそうですね。気持ちは分りますが雑音です。

 

どちらかというと、「アリス」のイメージというより「ロリータ」というイメージなのですが、モノクロの画面に関わらず美しい映像です。

マッドテーパーティーの場面だけではないのでしょうが、原作にかなり忠実に展開していきます。英語の勉強を兼ねて必見か?

(出演する俳優も豪華な顔ぶれであるとか。ノーメイクというか“被り物”なしの状態で気違いお茶会のメニューをこなす離れ業か?

「流石!英国の演劇技術」なかなか原作の再現は難しいものだと思うのです。)

『ドリームチャイルド』(DREAM CHILD1985年 イギリス映画

 

少女時代のアリス・リデルを演じるのは、アメリア・シャンクリー(AMELIA SHANKLEY)。

まさに少女アリスのイメージにぴったり。

ものすごく可愛らしい女の子で、夢に出て来そうなワンシーンが続出するような映画です。

 

私はYueTubeの映像しか見ていないので、全体のストーリはわからないのですが、不思議の国のアリスを語る上では、美しい映像の映画だといわざるをえないでしょう。

 

映像をみていて、少し気になったのですが、原作者ドッチソン(ルイス・キャロル)は“どもり”があったと伝えられています。

でも、本人の肖像写真では、ドッチソンの繊細な面影を感じとる事ができるのです。

かなりハンサムだった様ですね。

マットティーパーティーの眠りネズミは彼自身がモデルであったといわれています。(調べてくださいね)

また当事、写真機などはかなり高価なものであったであろう事は想像できますし、オックス・フォード大学のクライストチャーチで数学を教えていたインテリです。

数学での業績は偉業であるとの評価が有る訳ではないのですが、全く仕事をしていない訳でもないようです。(数学についての著作物もあります。)

 

他の映画論評から抜粋した文章ですが・・・・。

 

【映画『ドリームチャイルド』でアメリアが演じる小さなアリスは、実際のアリス・リデルに似ている。

黒髪のおかっぱ頭。少年っぽい勝ち気な瞳。

白いエプロンを身につけて緑の芝生を駈けていく少女は、そのまま不思議の国に迷い込んでもおかしくない。

ドジソンを困らせるアリスは悪戯好きのニンフェットそのものだ。

ドジソンのどもり癖を真似したり、吹き出してしまったり、川の水を手ですくってはねかけたり……伸びやかで可愛らしい。

アメリアの身体を通して、本物の(永遠の)アリスが蘇ったようだ。】

「不思議の国」に迷い込むのは「アリス」か、はたまた、誰か?繰り広げる幻想の世界の冒険のへの入り口とは?

 

不思議の国のアリスでWikipediaを覗いてみたら、『フィネガンズ・ウェイク』の情報をゲットしました。(良い事だ。分ってるじゃないか。)道のり険しい不思議の国ではありそうですが、覗いてみるのも一興か?

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