『ドリームチャイルド』(DREAM
CHILD)1985年 イギリス映画
少女時代のアリス・リデルを演じるのは、アメリア・シャンクリー(AMELIA SHANKLEY)。
まさに少女アリスのイメージにぴったり。
ものすごく可愛らしい女の子で、夢に出て来そうなワンシーンが続出するような映画です。
私はYueTubeの映像しか見ていないので、全体のストーリはわからないのですが、不思議の国のアリスを語る上では、美しい映像の映画だといわざるをえないでしょう。
映像をみていて、少し気になったのですが、原作者ドッチソン(ルイス・キャロル)は“どもり”があったと伝えられています。
でも、本人の肖像写真では、ドッチソンの繊細な面影を感じとる事ができるのです。
かなりハンサムだった様ですね。
マットティーパーティーの眠りネズミは彼自身がモデルであったといわれています。(調べてくださいね)
また当事、写真機などはかなり高価なものであったであろう事は想像できますし、オックス・フォード大学のクライストチャーチで数学を教えていたインテリです。
数学での業績は偉業であるとの評価が有る訳ではないのですが、全く仕事をしていない訳でもないようです。(数学についての著作物もあります。)
他の映画論評から抜粋した文章ですが・・・・。
【映画『ドリームチャイルド』でアメリアが演じる小さなアリスは、実際のアリス・リデルに似ている。
黒髪のおかっぱ頭。少年っぽい勝ち気な瞳。
白いエプロンを身につけて緑の芝生を駈けていく少女は、そのまま不思議の国に迷い込んでもおかしくない。
ドジソンを困らせるアリスは悪戯好きのニンフェットそのものだ。
ドジソンのどもり癖を真似したり、吹き出してしまったり、川の水を手ですくってはねかけたり……伸びやかで可愛らしい。
アメリアの身体を通して、本物の(永遠の)アリスが蘇ったようだ。】
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