チェスに関わるお話し。
チェスの起源はインドのチャトランガと言われ、西洋でチェス、中国で象棋(シャンチー)日本で将棋とchで始まるのは偶然ではないといわれています。
蒙古人に「チェスの発明者は?」と聞くと「モンゴル人」と答えるそうですが、確かに、ボード上でチェッカーの様な遊びを開発したのはモンゴルの人かも知れないのです。
チェスの起源チャトランガは、サンスクリット語でチャトルは4つ、アンガは組、要素といった意味で、4つの軍隊という意味の合成語だそうだ。
古代インドの軍制が、象軍、騎兵隊、戦車隊、歩兵隊から成っているため、駒も、・象・馬・車・兵を形取ったものであると考えられている。
チェスでは、王(キング)・女王(クイーン・将)・僧(ビショップ・象)・騎士(ナイト)・城(ルーク・車)・兵(ポーン)となっている。スペインでは、ビショップを象と今でも呼んでいる。
将棋では、一説によると、王将(王)・金将(将)・銀将(象)・桂馬(馬)・香車(車)・歩兵(兵)と対応し、飛車・角行がオプションで付いているとも言われる。
通常であれば、飛車(ルーク)・角行(ビショップ)・桂馬(ナイト)に対応するとされている。
また、将棋(チェス)のそもそもの始まりは、サイコロを使う4人制の双六のようなボードゲームであった。
この、4人制のゲームとは、回遊式のボードゲームで、各回3個ずつ駒を進めることができる。それぞれの出発点から、最終的に真ん中に到達することを目標とするゲームであったと想像されています。
この4人制のチャトランガが2人制に編成されるときに、サイコロを使う必要性がなくなり、対戦頭脳ゲームになったと考えられています。
|